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静電気対策、水道水の塩素の除去、安眠にも有効な竹炭の科学的効能がすごい!(注意点有り)

初めて竹炭を買ってみたところ、すぐに効果を実感しました

近所で、地元で焼いた竹炭(ちくたん、たけすみ)がお手頃価格で販売されていたので、初めて買ってみました。

同封されていた説明書によると、そのまま使うのではなく、まずはたわしで表面の粉を落としてから煮沸し、天日干ししてから使ってください、とあったので、「ちょっと面倒くさそうだなあ」と思いつつも真面目に下準備をすることに。

鍋でぐつぐつ煮沸してから、温かくなった竹炭の水分をキッチンペーパーで拭き取る作業をしていると、じんわりと温かさが伝わってきて、リラックスモードに…(*^^*)あまりにも心地良かったので、最初に思った「面倒くさい」が「もっと作業をしていたい」に変わりました。
そして天日干しをしていると、竹炭たちからピキピキという音が出てきて、水分がどんどん蒸発していっている様子が音で伝わってきたので楽しかったです。

下準備の作業をしたその日は、ほんわか心地よい気分が続き、いつもよりもぐっすりと熟睡できたので、「これが遠赤外線効果なのか!」と、初日から竹炭パワーを実感しました。

竹炭には、消臭や調湿効果があることは何となく知っていたのですが、冷蔵庫に入れると野菜の鮮度保持に役立つ、そして電磁波対策にも良いということを知って、追加で何度か買い足し、家のあちこちや押し入れの中や、電化製品の近くに置いてみました。
おかげで、部屋の空気がさわやかになりました。

炭焼き小屋にいると更年期障害が楽になった、水虫が治った、という言い伝えが沢山あるという、健康に良い竹炭。
この機会に、竹炭の主な効用と使う際のポイントについてまとめてみました。

竹炭の主な科学的効用

  • 化学物質過敏症の予防に。良質な竹炭は、炭化すると無数の穴が残り、1gでテニスコート1面分もの表面積になる。沢山の小さな穴は、吸着性に優れ、空気の清浄、脱臭などに力を発揮する。穴の中には有効な微生物が生息し、建材のホルムアルデヒトなども吸着、消臭分解すると言われている。
  • 水道水を浄化し、ミネラルがたっぷり入ったミネラルウォーターに。竹炭にはカリウム・カルシウム・リン・ナトリウム・鉄・マグネシウム・マンガン・亜鉛・セレンなどが含まれており、竹炭のミネラルは体内で吸収されやすい。水道水に竹炭を入れると塩素が除去され、カルキ臭が消えて水が美味しくなり、ミネラルも補給できる。
  • 炊飯に利用すると、遠赤外線効果によってふっくら美味しいご飯が炊ける。炊きあがったあとも、ご飯がなくなるまで竹炭をそのまま炊飯器の中に入れておくと、保温時の臭いや黄ばみがなくなり、冷えても美味しく食べられる。
  • 部屋の調湿・脱臭に。竹炭の調湿、脱臭作用は、木炭の10倍の優れた吸着力がある。
  • 床下のカビ対策、シロアリ対策に。
  • 不眠症対策に。枕に竹炭を入れると、ひんやりとした感触が湿気といっしょに頭部の熱を吸収して、快眠を妨げる頭の火照りを防ぐ。竹炭入りのマットを使うと、竹炭の赤外線の温熱効果で手足の先まで温まる。
  • 冷蔵庫に入れると野菜を青々と長持ちさせる。庫内の野菜や果物からエチレンガスが発生し、このガスが酸化作用して野菜を腐らせる原因になるが、竹炭はこれを吸収し、腐敗を防止する。3か月は使用可能。それを過ぎたら防臭に使う。
  • お風呂に入れると、お湯がまろやかに。手足の血行が良くなる。炭が発生する遠赤外線効果やマイナスイオンが気持ちをやわらげ、温泉気分に浸ることができる。
  • 部屋の消臭などに使った竹炭は細かく砕いて粉末にすると、家庭菜園やガーデニングのための用土づくりとしてもうひと働きしてもらえる。砕いた竹炭を用土全体の10~15パーセントを目安に混ぜると、土の養分が増すばかりでなく、土そのものの通気性・通水性・保水性が高まり、有用な微生物が増殖する。作物の生育が良くなり、病虫害にも強くなるので、農薬など薬剤の使用量も減らせる。

竹炭を使う際のポイント・注意点

  • 燃料炭として使う場合は、縦(繊維方向)に立てて燃やすと燃焼効率は木炭の約3倍になり、横に寝かせて燃やすと3分の1にダウンする。
  • 竹炭には珪酸が多く含まれているので表面が硬く、木炭に比べて火が付きにくく、途中で立ち消えしやすいという欠点がある。その一方で、バーベキューなどの燃料に木炭を使うと、食材の油脂分が炭火の上に溶け落ちて煙が出るが、竹炭では煙の量が少なくなるという実験報告もある。
  • 飲料水に使用する炭は1週間に1回ポットから取り出し、よく水洗いして天日で干し、できればもう一度煮沸する。炭の有効使用限度は約2か月。そして次の新しい炭と入れ換える。
  • 室内の消臭用や空気の浄化用として使う竹炭は、1ヶ月に1度位の割合で洗剤を使わずに軽く水洗いして、よく乾燥させると、いつまでも繰り返し使える。
  • 竹炭には、白炭(はくたん)と黒炭(こくたん)がある。(参考:白炭・黒炭特徴一覧
    消臭用には軟質の黒炭のほうが、硬質の白炭よりも吸着力が強く、有効。
    逆に、飲料水の水質浄化、入浴用、生活雑排水の浄化槽などには、簡単に砕けない白炭か、よく炭化された黒炭が適当。

ネットで「竹炭」で検索すると、消臭用や、ふっくらとご飯を炊いたり飲料水を美味しくしたり天ぷらをカラリと揚げるための竹炭以外にも、布団用除湿シート、タンス・靴箱シート、ボディソープ、ダイエットと美をサポートするという炭コーヒー、そしてご飯やヨーグルトなどに混ぜて食べるための粉末の炭やサプリもありました。炭にはデトックス効果もあると聞いたことがあるのですが、口コミをチェックしてみたところ、本当のようです。
炭には様々な嬉しい効能があるからこそ、一過性のブームでは終わらずに長く愛されているのだと思いました。

参考にさせていただいた書籍とサイト
池嶋庸元、『竹炭は効く』、致知出版社、1999年
荒賀 隆 、『竹炭―その不思議な力と効用』、本の泉社、2002年
株式会社TAKESUMIさんの「竹炭について」のページ

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