5歳のAちゃんと、弟の3歳のB君と一緒に「がんこちゃんのクリスマス」の絵本を読んでいた時のこと。
がんこちゃんの弟「がんぺーちゃん」の「おやちゅみ おねえたん」と言うセリフが二人のツボにはまり、大笑いしながら何度も「おやちゅみ おねえたん」と言っていました♪
そしてAちゃんはB君に向かって、「おやちゅみ おにいたん」と呼びかけ、B君はまんざらでもない様子(*^^*)
そこからAちゃんは赤ちゃんモードに入り、B君のお腹から「おぎゃー!」と生まれてくる真似をしたり、赤ちゃんごっこをエンジョイしていました。
そういえば、ママによると、最近B君は風邪を引いていて、ママがB君にかかりっきりになってしまっていたので、Aちゃんが少し寂しそうな様子だったとのこと。
いつもお姉ちゃんとしてがんばっているAちゃん。まだまだいっぱい甘えたいよね。
この日、Aちゃんと会った時には、いつもより少し甘えん坊モードで、「ママ、これ見て!あー!できない!これやって~!」と一生懸命ママの気を引こうとしていました。
そして、ママも、Aちゃんの気持ちを理解している方なので、できるかぎりAちゃんの要求に応えてあげていました。
そしてAちゃんは私とB君と遊んでいる時には思いっきり赤ちゃんごっこを満喫し、気持ちが満たされたようで、後半はいつも通りの穏やかなAちゃんになっていました。
スクールカウンセラーで小児科医でもある明橋大二氏は、ご著書で「10歳までは徹底的に甘えさせる。そうすることで、子どもはいい子に育つ」と述べています。甘えない人が自立するのではなく、甘えていいときに、じゅうぶん甘えた人が自立するそうです。
私も、たくさんの子どもたちを見てきて、本当にその通りだなあと感じています。
AちゃんとB君、これからもいっぱい甘えて、すくすくと元気に育ってね(*^^*)