こんにちは。JUNです。 先日こちらで紹介した男の子の育児本が面白かったので、もう一冊続けて読んでしまいました。 今日の本は『男の子のしつけに悩んだら読む本』(原坂一郎著)です。
子どもの心の中の声が聞こえるという元保育士の著者が子どもの目線に立った子育てのアドバイスをしています。 その中でも私自身がやってみようと思ったポイントを2つご紹介します。
1.「具体的な言葉」で伝えよう
大人なら「いつまで起きているの!」と言われれば「寝なさい」という意図を理解します。しかし子供は「どこ行くの!」と言われれば「あっち」と思うもの。なので、叱るときは5W(いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ)を使わず、具体的な指示を出すのが良いそうです。
×「いつまで起きているの」 → ○「もう寝なさい」
×「どうしてそんなことするの」→ ○「それはしたらダメよ」
ついつい言ってしまいますが、子供には伝わっていなかったのですね!
2.「片づけたら、一緒に行こう」で子どもは動く
「○○しないなら、●●するよ!」と●●に罰を入れるのではなく、「ご褒美」を入れる。
×「片づけないなら、もう連れて行かない」 → ○「片づけたら、一緒にお外行こう」
×「テレビ見てるなら、おやつは無しよ」 → ○「テレビを消して、おやつにしよう」
あ、昨日も言ってしまいました。保育園の帰りに「自転車乗らないなら、もうママ帰っち ゃうよ!」。これは「自転車に乗って、ママと一緒に歌いながら帰ろうよ」くらいにしておけば良かったですね。失敗!
最後に、参考にしようと思ったアドバイスで、スーパーで子供が「あれ買って」「これ買って」とかんしゃくを起こすときの対応です。
こどもの「買って」は「ボクはこれが気に入ったよ」の意思表示だそうです。なので「ほんとだ、それいいね」と共感を寄せる言葉を返すことで、買わずともカンシャクを減らすことができるそうです。
子育てで手がかかると感じることが多い男の子を対象にしていますが、内容は女の子の育児にも十分適用できるものです。これから少しずつ実践していきたいです。