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車椅子ではなく、歩いてお寿司屋さんに行ってきました

前回の記事で、老人ホームに入居している、友人の86歳のお母様と老人ホームの近くのお寿司屋さんにご一緒に行けたらいいなと書きましたが…

老人ホームでの演歌歌手のオンライン歌謡ショー

先日、行ってきました!
その時の様子を、書かせていただきます。(ご家族の了承は得ています)

お母様は施設内では数か月前から車いすを使用されているとのことでしたので、お寿司屋さんに事前に電話をし、車椅子でも入店できるか確認をしました。
「入口に段差がありますが、どうぞお越しください。1階のテーブル席をご用意しますので、できたら予約していただけたら助かります」とのことでしたので、行く日を決めてから再度電話をして予約を入れました。

実は数か月前にも同じお店にお母様と行ったのですが、その時、ランチのお椀はあら汁でした。
お店の方は、あら汁にお魚の骨が入っていることを説明してくださったのですが、お母様はあら汁に骨が入っていることをすぐに忘れてしまい、何度も驚いていらっしゃったので、今回は予約の電話の際に「もしお椀があら汁の場合は、お連れする高齢の方には食べにくいため、汁のみにしていただけませんか?」とお聞きしたところ、「あら汁以外のお椀をご用意しておきます」とのお返事をいただいたので、安心して伺うことができました。

お母様は施設では車いすを使用していても、最近ご家族とご一緒に外出された際には徒歩で移動されたとのことでしたので、当日、お母様にご意向を伺い、「歩いて行きたい」とのことでしたので徒歩で向かうことにしました。
私の腕につかまってもらったり、手をつないだりしながら、おしゃべりをしながらゆっくりと歩くうちに、最初は固かったお母様の表情がだんだんと明るくなられました。
久しぶりにお日様の光を浴びながら(外出は一切させてもらえない施設なので、このような時でないと、日光に当たることができないのです)、目に入る景色を楽しみながらお店に向かうことができました。

そのお寿司屋さんは住宅街の中にある、隠れ家的な名店のため、落ち着いた雰囲気の中でゆったりとお寿司をご一緒に堪能することができました。

お母様は普段、施設ではあまり食が進まないようですが、この日は握りずしのランチ1人前(シャリの量は少な目にしていただきました)を完食した後、「追加でもっと食べましょう!」と、さらに中トロを2貫召し上がったので、あまりの気持ちの良い食べっぷりに、「かっこいいですね!」と思わず声が出ました。

お母様は「ここのお寿司は、本当に美味しいわね!口が喜んでいるわ!」と、それはそれは幸せそうな表情で、ダジャレまで言うほどお元気になられました。
本当に美味しいお寿司屋さんなので、私も「とっても美味しいです!ほっぺが落ちます!」と言いながら食べていたところ、お母様は「またここのお寿司が食べたくなったら、いつでも連絡してね!」とおっしゃってくださり、いつものようにごちそうしてくださいました。
(お母様、いつもごちそうさまです!そして、色々とご配慮くださったお寿司屋さんの方々、どうもありがとうございました!)

施設に戻ってから、おやつとして、私がお持ちした「日本橋屋長兵衛」の「日本橋せんべい」と「桜通り」をご一緒に食べたのですが、お母様はどちらも非常に気に入られ、「これ、どちらも本当に美味しいわね!甘さもちょうど良いし!一度に食べてしまうのがもったいないから、ちょっと残しておくわ!」と言いながら一度はそれぞれの袋に封をしかけたのですが、数十秒後には再度両方の袋を開けて、完食されていました(#^^#)

また、出発する際に寒さ対策のためにズボンを2枚履かれていたのですが、お部屋に戻られてから、「もう暖かいお部屋に戻ってきたので、1枚は脱ぎませんか?」とズボンを脱ぐお手伝いを、まるでヘルパーさんのようにさせていただいていたところ、お母様は「あら、ありがとう!あなた、上手ね!介護のお勉強をなさってるの?本当に助かるわ!」と喜んでくださったので嬉しかったです。
私は不器用なので、技術面ではまだまだですが、「介護職員初任者研修」を受けつつ、図書館で介護や認知症に関する本を数十冊借りて読んできたので、色々と勉強してきたことが役立って良かったと思いました。

お母様は、気分の浮き沈みがかなりあるようで、巡回訪問の医師の診察を受けていた際には「生きていても何も良いことがないわ…」と悲しそうに話されたり、「脳がさび付いてきてしまって、色々分からなくなってしまうのよ…」と話される場面もあったのですが、ご一緒に美味しいお寿司を食べたり、梅の花が咲いているのを見たり、「日本橋屋長兵衛」のお菓子を食べたりしているうちにどんどん表情が明るくなられ、「今日は本当に良い一日ね!」とおっしゃられたので、訪問させていただいて本当に良かったと思いました。

遠方に住んでいる友人も、施設に入居されているお母様を気遣っていて、お母様に電話を掛けたり、度々お母様の好物を送っているため、「お優しいご家族ですね」とお話したところ、「ええ、そうねえ」と、にっこり笑顔になられました(#^^#)

また、お母様は、お部屋の中の片づけがだんだんとできなくなってきてしまっているにも関わらず、施設のスタッフの方にはあまりご自分の物を触らせたくない、というお気持ちをお持ちなので、どうしてもお部屋の中がカオス状態になってしまうのですが、私には自由に触らせて下さるので、お母様とご家族の方に確認を取りながら、不要な物を処分させていただいたり、整理整頓をさせていただいています。
これも、ご家族の方に非常に喜んでいただけています。

お母様は、膝の痛みが強く出ている時に医師の診察を受け、「認知症も進んできていることですし、車椅子のほうが良いでしょう」とのことで施設では車いす生活となっていますが、最近は膝の調子も少し良くなっているようで、お母様は「歩きたい」という意欲をお持ちで、ご家族の方も「ぜひ自分の足で歩いてほしい」というご希望なので、また天気の良い日にご一緒に徒歩で外出できたら良いなと思っています。

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