先日、老人ホームに入居している、友人の86歳のお母様を訪問した際のこと…。
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その日は、私があまり時間がなかったため、ご家族からお預かりした物をお渡しする&お母様の居室の整理整頓をする、のみのスケジュールで、ご一緒に外出する予定はない日だったのですが、せめてお部屋で甘い物をご一緒に楽しむことができたら、と思い、文明堂のどら焼き『三笠山』を持参させていただきました。
お母様は『三笠山』を非常に喜んで下さり、お部屋の中の、今は亡き旦那様のお仏壇に向かって、茶目っ気たっぷりに「あなた、美味しいどら焼きですよ!ご一緒にいただきましょう!はい!ではいただきま~す!」と、超高速でお供えすると同時に召し上がっていらっしゃいました…(#^^#)
今までは、外出先で甘い物を購入された際には、丁寧にお供えしていらっしゃったのですが、今回はあまり時間がなかったことに配慮してくださったのか、すごいスピードでお供えを済まされていたので、「色々と気を配ってくださる優しい方なんだなあ…」と心が温かくなりました。
さらに、その日はたまたま、とある有名演歌歌手のオンライン歌謡ショーのイベントがその老人ホームで開催される日だったのですが、お母様は、私もイベントに参加できるようにスタッフの方にお願いしてくださり、急遽、私もご一緒に鑑賞させていただきました。
周りの入居者の方々は、お母様よりもさらにご高齢で、じっと座って歌謡ショーを鑑賞されていらっしゃったのですが、お母様は手拍子を叩いたり、歌詞を口ずさんだり、拍手をしたりして、場を盛り上げてくださっていました。(もちろん私もご一緒に手拍子と拍手をさせていただきました)
老人ホームのスタッフの方々は、時間差で会場に到着された入居者の対応をされたり、入居者の方の車いすのタイヤの空気を入れたり、とお忙しそうで、観覧者達を見守りながら手拍子を打っていたスタッフはお一人だけでしたので、お母様は「こういう時は、私が盛り上げないとね!せっかく歌手の方が歌ってくださっているんだから!」と、まるでスタッフのような気遣いをされていたので、「ご自身は認知症の症状で苦労をされていらっしゃるにも関わらず、周りを明るくしようとしてくださる、愛に溢れた方なんだなぁ…」と、私は感動しました。
お母様は、現在は車いすを使って移動されていますが、お寿司が大好きな方でいらっしゃるので、次回は車いすでも入店できる、近くのお寿司屋さんにご一緒に行けたらいいなと思っています。

